私が読んで印象に残った本をご紹介させて頂きます。
結構前の本なので、すでにご存じの方も多いかもしれませんが、最近読み印象に残り感じるものがありました!
【奇跡のリンゴ】「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録
著者:石川拓治 発行所:幻冬舎 2008年7月25日 第一刷
あるリンゴ農家のおじさんと家族がリンゴの無農薬栽培に挑む物語。
この農家の夢「農薬を使わずにリンゴを育てる」
よりによって、無農薬栽培が、とびきり難しい、当時100%不可能と考えられていた、リンゴに挑んだ!
しかもリンゴ農家なのでリンゴが収入源! 収穫なければ収入なしの状況、さらに家族もいる状況で・・・
ふつうやる? いや、やらない。 できない。 でもやっちゃった。(この一歩がまず常識越え)
始めてから何年もリンゴが出来ず、悪戦苦闘・・・
さらに、常識を超える行動の為、近所から農家仲間からの孤立・・・
結果の出ない日々・・・
自分に置き換えて考えると恐ろしい(*´Д`)ひえ~。
そんな中での木村さんの心の葛藤や、家族との関係、リンゴ畑の変化、様々なことがビシビシ痛いほど使わってきます。
私は普段、会社勤めをしており、社会の常識と言われている様々な事に日々とらわれていると感じています。
決してそれが悪いとは思いませんし否定もしません。しかし・・・
そればかりではなく、やはり何気ない常識を本当にこれでいいんだっけ?と考える事は意識しています。
木村さん一家の挑戦は、「リンゴを無農薬で栽培する」ということに留まらず、さらに大きなことを成し遂げたように思うのです。
誰かが勝手に決めた常識。みんながやってるからそれが当たり前に感じる常識、
世間には本当にこれでいいんだろうか?と言うことが多くあります。
木村さんじゃないけれど、よく自分で考えて行動する。
基本的なことかもしれませんが、改めてこの本を読んで、感じさせられました。
日々の生活に追われ、頭が凝り固まったな~!なんて時には、頭の体操にもなるのではないでしょうか。
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