庭の事あれこれ

庭木の剪定道具おすすめ7選!コレでOK!初心者~プロまで使う物?

お庭に庭木や花、家庭菜園などがあると、生活にちょっとゆとりができたり、楽しみが増えたりと、気分や生活の質が上がりますよね!

しかし、お庭の庭木や植物などは、自然に自生している植物とは違い、ある程度の管理が必要となる為、よくこんな声をお聞きします。

「家の庭木を剪定したいんだけど、道具はどんな物がいいのかな?」

そこで、この記事では、庭木の剪定に必要な道具をご紹介します。

私が実際に自宅の庭いじりで使っている道具と庭師の仕事で使っている道具を中心に使いやすい物を選びました

まずはコレを揃えておけば大丈夫ぜひ参考にしてみて下さい。

きっと庭木の剪定が楽しくできますよ!

初心者~プロまで使う!まずはこの道具をそろえる一覧(7選)

まずは、下記道具をそろえます。

① 植木ハサミ(細い枝を切る)

② 剪定ハサミ (中程度の枝を切る)

③ 剪定ノコギリ (太い枝を切る)

④ 刈込みバサミ (枝をまとめて切る)

⑤ 脚立 (普段手の届かない所を切る)

⑥ 掃除道具(作業効率UPに)

⑦ 適した服装 (安全快適に作業)

それでは、一つずつ見ていきましょう。

① 植木ハサミ

植木バサミは、細い枝を切るのに適したハサミです。

ハサミの先がとがっており、狭い所にもピンポイントでハサミの先が入り、細かく繊細な作業ができます。

昔ながらの植木バサミ、パチンパチンと小気味良い音が心地いい。

重さがあり、バネは付いていない。

ハサミとサックのセット

コチラの鋏は、バネ付き(握って切った後にバネで戻るので少しらく)

上記の植木ハサミより軽量・コンパクト

② 剪定ハサミ

剪定ハサミは中くらいの枝を切るのに適していますが、細い枝~太い枝まで切れるので、剪定道具で一番よく使うアイテムです。

構造上少ない力で枝が切れるようになっているので、女性やご年配のかたでも、あまり力を入れずにサクサク剪定を行うことができるでしょう。

私は、岡恒(メーカー)の剪定バサミを使っています。どれが良いか迷われている方は、まずはこの剪定バサミを選んで頂けたら間違いないです。

剪定ハサミ 200mm

サイズは180mm・200mm・210mmとありますので、あなたに合ったサイズを選んで下さい。

私は中くらいのサイズ、200mmを使っています。(参考までに私は手の大きな男性です)

剪定ハサミ革サックがあると、作業に便利!サックを腰あたりにつけておき、剪定バサミを使うときだけ、サッと出して使える。使い終わったら、サックに収納するので、両手が使え、安全作業が可能。剪定バサミとサックのセットはオススメです!

コチラの革サック サイズは剪定バサミ200mm~210mm用です。あなたの剪定ハサミに合ったサイズの物をお選び下さい。

③ 剪定ノコギリ

太い枝を切る道具と言えばコレ!剪定ノコギリもよく使う道具です。太い枝は無理に剪定バサミで切ろうとせず、剪定ノコギリで切りましょう。剪定ノコギリは、普通のノコギリとは違い、枝を切ることに特化した構造で、コンパクトかつ、取り回しやすい物になっています。ですので、木の剪定をするときは、剪定ノコギリを使うとよいでしょう。

私が使っているのは、商品名:サムライ(チェレンジ)です。コチラのノコギリは刃の形に工夫がしてあり、とても切りやすいです。

④ 刈込みバサミ

株立ちの庭木や生け垣などは、刈込みバサミを使って剪定することもできます。

ツツジ・サツキなどをまるく仕立てたり、伸びてきた生け垣を小さく整えたりもできます。

この刈込みバサミも使う事が多いのでぜひ揃えたい道具です。ただし、あなたのお庭に刈込みバサミを使うような庭木がない場合は必要は無いでしょう。

私が使っている刈込みバサミはコチラ:サイズは55で軽量タイプです。他にも60のタイプもあります。

⑤ 脚立(きゃたつ)

脚立は高い所の剪定に使います。庭木は手の届かない高さに枝があることが多く、脚立はよく使われます。

脚立の高さは、適切な高さの物を選ぶのが重要です。また、剪定の場合は3本足の脚立だと庭での作業が楽でしょう(4本足は庭ではぐらつきやすいため)そして、脚立は間違えて使うと危険です。脚立メーカーの説明をよく確認して適切に使いましょう。間違っても脚立の一番上や上から2番目には足をかけたり登らないように、3番目から低い段で使用します。

※脚立は高すぎる物は避け、安全に注意して使いましょう。

コチラは8段の脚立です。

⑥ 掃除道具

基本掃除道具はコチラ

ブルーシート+竹ぼうき+小バレン(小さいレーキ)+てみ(ちりとり)です。

ブルーシートは、すごく使えます!

まず、剪定を始める前に、その木の下にブルーシートを敷いておきます。それから剪定をすることで剪定ゴミ(葉や枝など)がほとんどブルーシートの上に落ちると言うわけです。

すごく単純ですが、以外とコレをする方が少ない。コレをするだけで掃除の作業が半分以上楽にできますよ!

ブルーシートの大きさは、色々ありますが、大きすぎると取り回しが大変かも知れません。大きさはお好みで、枚数は複数枚あったほうが良いかもしれません。

竹ぼうきで剪定ゴミを集めます。

なぜ竹ぼうき?と思われた方もおられると思いますが、竹ぼうきを使ってみると分かるんです。剪定ゴミを集める場合は基本的には竹ぼうきが使いやすいんです。

土などの上に落ちた剪定ゴミ(葉や枝など)を集めるためため、普通のほうきだと、力が弱く範囲が狭い、土や砂も一緒にはいてしまう。対して、竹ぼうきの場合は、適度に力強く、広範囲に、土や砂を巻き込みにくく、剪定ゴミをはき集めてくれます。庭師(お庭のプロ)も使っている必須道具です!価格はお求めやすいので、ぜひ使ってみて下さい。※竹ぼうき+こぼうき(竹ぼうきのミニサイズ)or普通のほうきで、仕上げの細かい剪定ゴミをはき集めると良いでしょう。

小バレン(レーキや熊手とも言う)で竹ぼうきが届きにくい所の剪定ゴミを集めたり、集めた剪定ゴミをてみの中へかき入れる。てみとセットで使う、掃除の必須道具です!

てみ(ちりとり)

庭師の仕事でちりとりのことを「てみ」と言います。(地方によって様々な言い方がある)このてみも必須。竹ぼうきや小バレンとセットと考えて下さい。

ご家庭で使う、ちりとりとは、ちょっと形が違い。剪定ゴミを集めて捨てるのに最適です!昔からある道具ですが良い物はいい。お求めやすい価格なのでぜひ!一度使うともうコレのない庭仕事なんて考えられないくらい使いやすいですよ!

⑦ 作業に適した服装

お庭で剪定作業などをする時には、作業に適した服装で行うことを強くオススメ致します。

理由は、庭の作業は、楽しく面白い反面、ケガなどの危険な事があるからです。

これは、庭師の仕事をしていて、毎日のように庭に出ていると痛感しています。

ですので、この記事を読んで頂いている「あなた」には、安全で楽しく庭作業をして頂くために、作業に適した服装で!

基本的な、庭作業の服装

作業用手袋+帽子+長袖・長ズボン+動きやすい靴

上記のように、あまり難しい物では、ありません。「基本のき」です。

手袋は必ずつけて作業して下さい。(松の剪定などは素手で向かう場合もある)

手のサイズに合った物を選ぶ、手の内側にゴムが付いていると、道具が滑りにくいので良い。また、手首もしっかりカバーしている物が良いでしょう。(手首部分が短い物は手袋と長袖の間の肌が露出するためケガや虫刺されにつながりやすいという理由)

ケガの防止+汚れの防止+虫刺されの軽減

帽子 庭仕事は、思った以上に日焼けします。なので帽子もかぶって作業して下さい。

近年は、思った以上に気温が上がったり、紫外線が強かったりしますので、UVカットの素材を選んだり、通気性や帽子の形(首までカバーできる物など)もよく考えて選んでみて下さい。

ケガの防止+汚れの防止+日焼け防止+熱中症防止+虫刺され防止

長袖・長ズボン 庭の仕事の基本です。半袖で作業をしていると、作業時に道具や木などが軽く当たっただけでケガをしてしまったりします。

植物は、自らを守るために、トゲや毒など、危険な種類も多いです。そのため、木や葉に触れたり(刺さったり・切れたり・かぶれる物もあります)、思わぬ所に毛虫や蜂がいるなど、こんなことはしょっちゅうです。ですが、作業時に長袖で腕をおおっていれば、作業時のトラブルを大幅に減らすことができます。

長ズボンも同じように基本です。動きやすい適切なサイズが良いでしょう。

ケガの防止+かぶれ防止+虫刺されの軽減+汚れ軽減+日焼け防止

動きやすい靴 コレも基本的なことですが、動きやすさ、引っかかったりしない靴が良いです。たまにあるのが、剪定ゴミの枝やトゲを踏んでケガをするパターンです。まずは、あまり靴底の薄いものは避けた方が良いかもしれません。(庭師が足袋(たび)をはいて作業されていますが、プロですので危険性を理解しつつ、その圧倒的な動きやすさとフィット感で選んでおられると思います)

まとめ

それでは、まとめです。ここのページでご紹介させて頂いた内容や商品はほんの一部です。私がよく使っている物を中心にご案内させて頂きました。基本的な物ですが、この基本的な物がかなり大事で、道具によって庭仕事が楽しくなったりもします。もしあ~これ知らなかったわ~と言う物がございましたら、ぜひ揃えてみて下さい。きっと庭仕事が楽しく快適になりますよ!

そして庭木の剪定はけして無理をしてはいけません。大きな物、高いところ、重たい物、など危険が多い作業でもあります。まずは安全第一!無理そうだと思ったら、プロに任せる事!コレも大事です。近くの造園屋さん・庭木屋さん・シルバーさん達にお願いしましょう。自分で剪定するところと、プロに任せるところなど、分けても良いかもしてません。いろいろな方法で安全に楽しくお庭エンジョイして下さいね!

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