私が実際に読んで印象に残った本をご紹介させて頂きます。
【ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン】
著者:ポール・スミザー/日乃詩歩子 発行所:株式会社宝島社
2007年4月30日第1刷
以前、地元であったポール・スミザーのナチュラルガーデン講習会に出席したことがあり、
ポールの気さくな人柄と、肩の力を抜いた自然な雰囲気、語り口が印象的でした。(*´▽`*)
参加者も、ポールも、みんなで一緒に協力して、わいわい言いながらも本気でガーデン造りを楽しんだ思い出があります。
改めて、この本を手に取って読んでみました。
ポールのガーデンは自然に近いような優しい印象を受けます。
ポールの好きなイネ科の植物をはじめ、日本の野草など多様な植物を使っておられます。
庭(ガーデン)をいろんな角度から考え、自分の信じるやり方で実践しています。
「どんなにありふれていて、見慣れた植物でも、植え方、組み合わせ一つで印象が変わるんだよ」
「花ばかり意識しない。花はおまけにさけばいい。花中心にしないで作ると庭はだんぜん楽しくなる」
また、疲れちゃった人、飽きちゃった人の処方箋として、ガーデニングに疲れちゃった人などへのアドバイスもあり、
ポールならではの視点かなと言うような内容もあります。
本書の後半でこんなふうに触れています。
【庭で地球環境を考える】 ナチュラルガーデンの意義
「自然な庭が心地いいと、周りの人がそれを見て真似をする。あちこちに自然を呼ぶ庭ができて行く、
こういう地道なグラスツール(草の根)の活動はとても大事だよ。
一人一人の力は小さいけれど、大きな流れになっていく。
自分のしていることはちょっとしたことだけれど、何かできたと実感できるんだよ」
そして、ポールの庭道具として、あまり見かけない、でも非常に使い勝手よさそうな庭道具も紹介しています。
ポール・スミザーの庭作りを感じれる一冊になっています。 ぜひ!
▢ 理想のガーデン作りがここにある
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