PR
本日、造園技能士検定前の講習会に出席してきました。
造園技能検定とは
技能検定は国(厚生労働省)が職業能力開発促進法に基づき実施しているもので
働く人々の技能を一定の基準により検定、それを国が証明する国家検定制度です。
所定の実務経験があり、一定のレベルに達していれば取得できる。
現在、造園職種には、1級(上級)、2級(中級)、3級(初級)に分けられている。
試験は、学科と実技に分けられて、両方の試験に合格する必要がある。
1級は厚生労働大臣の、2級・3級は都道府県知事名の合格証書が交付される。
1級・2級・3級 合わせて多くの造園技能士が誕生し、造園工事・維持管理の現場を担ってきた。
造園技能士は、一般のご家庭の庭造りや維持管理ばかりではなく、
大規模な公共工事でも活躍している。
お庭の大小関係なく、様々な木や石、などにも対応できる、知識と技術を兼ね備えた技能と言える。
試験に向けて地道な練習 学習
暑い中、地道な練習や学習を行いました。汗だくです(^_^;)
実技試験は庭木の葉っぱ 名前を答える試験と課題の庭を作る試験があります。
実際の葉っぱを見て木の名前を覚える。
お庭に様々な庭木が植えられています。
その木の名前を覚えることで、
その木は、どんな特徴があって、どんな剪定ができるのか、お庭でどう見たら美しく見えたり楽しめるか、また機能的に
利用するには、どこにどのように植えたら良いかなどなど、知識が広がります。これ凄く大事!
そして、課題のお庭を決められた時間で作庭する試験練習。
【二級】 竹垣、敷石、飛び石、縁石、築山、植栽など、
地味に大変な作業が多くあるが、お庭造りの基礎的技術が沢山入った課題です。
一つ一つの作業を確認しながら、制度を高めて行きます。
【一級】 竹垣、蹲(つくばい)、延段、築山、石つけ、植栽など。
庭の基本 竹や、自然石を多く使うので、結構大変な作業です。
このスペースに色んな技術が凝縮しています。
講習会を終えて
葉っぱを見て庭木の名前を覚えたり、課題のお庭造りを地道に練習したり、
地味だけど、大変な作業でした。
しかし、こういった作業が試験の対策になるだけではなく
練習で覚えた技術や、庭木の知識、また自宅で学科の勉強など、
造園(お庭に関する事)を知るいい機会となり、実際の仕事にも生かせます。
日本庭園の基本的な技術でもあり、少なからず日本の技能継承に貢献しています。
ただ気になるのが、受講の人数が少ないように感じました。
昨今の住宅事情は、お庭のスペースがなく
車の駐車場で敷地いっぱい、そんな住宅が多いです。
和風のお庭も少なくなっており、その流れは加速していると肌で感じています。
変化が激しい時代、今後も様々な変化があるでしょう。
しかし、人が生活している以上、どういう形であれ、お庭がなくなることはないでしょう。
今後もお庭の形が多様化、変化する中、「造園技能士にできることは、たくさんある」そう感じてもいます。
日頃、何気なく、お庭の手入れをしてる庭師さん、道路の街路樹を管理している作業員さん
わりと身近な所で、造園技能士や造園施工管理士が活躍していますよ!
これからも、お庭の仕事に関わりながら、技能や知識の向上を図り、感謝して仕事をして行きます。
そして、私が実際に、造園技能検定に向けて勉強して合格した方法もよく読まれています。
【 P R 】
↓ 造園施工管理士 考えられている方はご参考に PR 置いておきます ↓