台風が過ぎ去るたびに、だんだん風が涼しくなってまいりました。
夜はエアコンを付けず、窓をあけると、
心地よい秋の夜風にカーテンが優しく揺れ、虫の音に癒されながら眠ることが出来ます。
季節のうつろいを感じながら、
暑さ寒さも彼岸まで、昔の人は良く言ったもんだなと感心します。
本日、移動中、会社の庭・田んぼの畦・河川敷の土手など、
あちこちに彼岸花(ヒガンバナ)が咲いていました。
植物図鑑に、秋の彼岸頃に咲くとありますが、本当に彼岸に咲くもんですね。
今年の秋分の日は9月22日でした。(年により日が変わる)
秋分の日(昼と夜の長さがほぼ同じになり、太陽が真西に沈む時期)
秋分の日をはさんで、前後三日間、計7日間を彼岸としている。
この時期に、ぼた餅を食べる習慣があります。
小豆の赤色には、災難から身を守るとされ、先祖の供養と結びつき、この習慣がある様です。
ちなみに、ぼた餅とおはぎ、実は同じ食べ物。
【ぼた餅】は、植物の牡丹(ぼたん)の時期、春の呼び名。
【おはぎ】は、植物の萩(はぎ)の時期、秋の呼び名です。
田には、黄金色の稲穂が風に揺れる。
ところどころで稲刈りの光景、人と農作物とが相まって、田園風景のすばらしさと豊かさを感じます。
実りの季節。
秋を感じる今日この頃です。