対話で答える！ツツジとサツキの違いは？写真と比較表でよく分かる

ツツジとサツキの違い・見分け方

ツツジとサツキはどちらもツツジ科の植物ですが、サツキはツツジの仲間であるという関係になります。つまり、サツキはツツジの一種であると言えます。

では、見た目でどうやって見分けるのでしょうか？一般的には、以下のような特徴があります。

• 花の形：ツツジは花びらが5枚で、先が尖っています。サツキは花びらが5枚以上で、先が丸くなっています。
• 花の色：ツツジは赤やピンクなどの鮮やかな色が多く、サツキは白や淡い色が多いです。
• 花の大きさ：ツツジは花径が約3～4cmで、サツキは花径が約5～6cmです。
• 開花時期：ツツジは4～5月に咲きますが、サツキは5～6月に咲きます。
• おしべとめしべ：ツツジはおしべとめしべがはぼ同じ長さで、花びらから出ています。サツキはおしべとめしべが長さが違っており、花びらから出ていません。

これらの特徴を覚えておくと、見分けやすくなりますよ。

写真を見ると、より分かりやすくなります。以下の写真をご覧ください。

【ツツジ】

【サツキ】2023年5月22日撮影

これらの特徴を覚えておくと、見分けやすくなりますよ。😊

ツツジをサツキの葉の形や大きさの違い

ツツジの葉はやわらかくて大ぶりで、長さは約5cm、幅は約1cmです。サツキの葉は硬くて小ぶりで、長さは約2.5cm、幅は約0.5cmです。

また、ツツジの葉には緑色の細かい毛が生えていて、ツヤがありません。サツキの葉には茶色の細かい毛が生えていて、ツヤがあります。

以下の写真を見ると、葉の違いが分かりやすいと思います。

【ツツジの葉】2023年5月22日撮影

【サツキの葉】2023年5月22日撮影

私の庭のツツジと家の前のサツキを比べてみたら、葉の大きさが全然違いました。

ツツジは葉が大きく。サツキは葉が小さく感じました。

これで、葉の違いも分かりましたか？他にも知りたいことがあれば、どうぞ聞いてくださいね。

ツツジとサツキの育て方と剪定方法の違い

ツツジは大きく育つので、鉢植えよりも庭植えに（地植え）向いています。サツキは小さく育つので、鉢植えでも楽しめます。

ツツジは花が一斉に咲くので、花が終わったらすぐに剪定をします。サツキは少しずつ咲くので、花が終わったら花芽ができるまでの短い期間に剪定をします。

ツツジとサツキはともに酸性土壌を好むので、土や水やりに注意してくださいね。

また、ツツジやサツキは、根っこが浅いので、雨が降らない時期などは、水枯れを起こさないように注意が必要です。

これで、育て方の違いも分かりましたか？他にも知りたいことがあれば、どうぞ聞いてくださいね。

ツツジとサツキは和風・洋風どちらの庭にも合う！

ツツジやサツキは、和風の庭にも洋風の庭にも合います。

和風の庭には、サツキやツツジなど常緑の低木を刈り込んで立体的な生垣を造ったり、竹垣や飛び石といった和のアイテムと合わせたりすると、日本らしい雰囲気が出ますね。

洋風の庭には、ツツジやサツキをランダムに植え付けて自然風のガーデンにしたり、石灰岩の石貼りの床、レンガのウォール、トレリスやウッドフェンスといった洋のマテリアルと合わせたりすると、おしゃれな雰囲気が出ますね。

どちらも素敵な庭づくりができそうですね。😊

ツツジとサツキの花言葉は？

ツツジの花言葉：「節制」「節約」「貞淑」「幸福」「協力を得られる」

サツキの花言葉：「慎み深さ」「節度」「節制」「節約」「貞淑」

こう並べてみると、同じ仲間だけに、同じ花言葉もあれは、それぞれ違う花言葉もあるのが分かります。

どちらも素直で控えめな人柄を表していますね。😊

ツツジとサツキの基本情報　図解比較

ツツジとサツキの基本情報・図解比較表

ツツジとサツキは同じ属に属する植物で、見た目も似ていますが、花の形や開花時期などに違いがあります。

まとめ

ツツジとサツキの違いは分かりましたでしょうか。

同じ仲間なので、似たような所も多いですが、やはり違いがあり、個性があります。

お庭の管理で、お客様のお庭に訪問したときに、多くのお庭にツツジやサツキがあります。

剪定も自然風や刈込み仕立てなど様々。

また、サツキは盆栽などでもよく聞きますよね。

お庭ごとに様々な楽し見方をされていて、見ているコチラも楽しいです。

古くから多くの人たちに愛されてきたことが、よく分かります。

それぞれの違いを理解し、個性に合った楽し見方をしてみてはいかがですか。