自宅にある小さな庭で家庭菜園を楽しんでいます。
家の庭に畑がある生活は、どこかゆとりがあり、作物を育てる楽しさや、喜びにもなっています。
野菜を育てるのは簡単ではありませんが、そこに面白さや、やりがいを感じました。
私の菜園は、無農薬、無化学肥料で育てると決め、せっかく家で育てるんだから「安心、安全な野菜を食べたい」
と言う思いを元に家庭菜園を楽しむことにしました。
家庭菜園の良いところは、家族で畑を共有できること、子供と楽しんだり、妻の料理の材料にもなり、
野菜や季節の話をしたり、食育や、キッチンガーデンにもなってくれています。
そんな沢山の恵みや良いことがある、「家庭菜園」
今日も気軽に楽しみます。
今回は、茎(くき)ブロッコリー(スティックセニョール)に挑戦してみます。
茎ブロッコリーは、ひとつの株から何度も側花蕾を収穫できるので楽しみです。

茎(くき)ブロッコリーの育て方 簡単に
① 土づくり
水はけと、水もちの両方を兼ね備えた土を好む。
② 種まき
発芽適温:20℃~25℃
夏に収穫する場合は2月~3月に種をまく
冬に収穫する場合は7月~8月に種をまく
③ 植付け
水はけを良くする為、畝を作って植えるのもあり。(気持ち浅植え)
株間は、鉢やプランターの場合:20cm以上 地植えの場合:40cm以上
隣との間が狭くなると株自体が小さくなり、収穫量が減るので注意が必要です。
○支柱を立てる、茎ブロッコリーは、 気持ち浅植えにする為、支柱を立てる。
最初は細く短い→株が育ったら、しっかりとした大きな支柱へと替えていく。
支柱を茎は苗の生長を妨げないようにゆるく結ぶ。
④ 水やり
※茎(くき)ブロッコリーは過湿を嫌うため、水をやりすぎないのがポイント!
植え付け後、たっぷりと水をあげる。
その後、鉢植えやプランターの場合は、土の表面が乾いたら、水をあげる。
地植えの場合は、降雨に任せてもかまわない。
⑤ 肥料
茎ブロッコリーは、どんどん育つので、定期的に追肥が必要
植付けるときに元肥と、本葉が7枚~8枚ついてから収穫が終わるまで、週に1回の液肥など
※私の場合は化学肥料は使わないのでこの辺も工夫をしてみます。
⑥ 摘芯
茎ブロッコリーが育ってくると、まず株の中心部に頂花蕾が付きます。
頂花蕾を大きくしすぎると側花蕾が増えにくくなるため、500円玉位の大きさになったら、切り落とす。
その際に、切り口が濡れたままだと、病気の原因になるため、晴れた日に作業をする。
1週間~2週間後には、脇芽が伸びて側花蕾が育ち始める!
(切り落とした頂花蕾は食べられる)
⑦ アブラムシ
葉や茎にアブラムシが発生することがあるので、注意が必要。
アブラムシをそのままにしておくと、食べれる所が減ってしまったり、枯れたりするので、アブラムシが来ていないか良く観察しておきましょう。
来ているようなら適時対応する。
※私は無農薬栽培なので殺虫剤は使いません。
⑧ 収穫
茎ブロッコリーは、植付けから2週間くらいで収穫が可能になります。
脇芽の長さが15cm~20cmになり、頂花蕾が500円玉位(2cm~3cm)になったら食べ頃。
花が咲いて黄色くなってしまう前に、ハサミでカットして収穫する。
頂花蕾は一度摘み取るとなくなってしまうが、側花蕾は2ヵ月~3ヵ月は伸び続ける為、長く収穫が可能。
また、日持ちしないので、収穫後は早めに食べる。食べ頃をのがすと、蕾が開いてしまうので注意。
私も実際に無農薬で育ててみます!
茎ブロッコリー
品種:スティックセニョール
特徴:アスパラガスに似た歯ごたえと甘みが特徴。頂花蕾は500円玉大で収穫、その後1株から15本前後の側花蕾がとれる
1苗 90円
今回は、2苗で挑戦してみます。

植付け
10月9日に植付けました。
倒れないように支柱をしっかり立てて、ゆるく結んでおきます。
植付け後はしっかりと水をあげました。

10月30日
20日位経過
茎がしっかりして、高さも10cm位大きくまりました。

12月9日
摘芯
頂花蕾が500円玉大とはいきませんが、大きくなったので、摘芯しました。
植え付けより、2ヵ月経過。肥料を施していないので、成長が遅いと思われる。



(二株分)
その日のうちに茹でて食べたら美味しかったです(^_^)/
摘芯後、脇芽が伸びてくることに期待!
これでしばらく様子を見ます。
それからしばらくして、2月末の状況はこちらです。

わき芽が順調に伸びてきて、つぎつぎと収穫が出来ています。
実は細身の小ぶりですが、十分食べられますし、柔らかくて美味しいです。